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くらしのコツ
#32

お手入れ簡単!プチ植物栽培のすすめ

こんにちは、Good life magazineです。

植物は育ててみたいけれど、お手入れが大変かも…。
そんな方におすすめしたい、お手入れ簡単で気軽なインテリアとして取り入れられる植物のご紹介!
そこで今回は、『プチ植物栽培のすすめ』です。

草盆栽のすすめ

カジュアルで親しみやすく、落ち着きがあるその姿は、粋なインテリアにピッタリです。

マンションのインテリアにおすすめ!

盆栽というと、どっしりと枝をはわせた本格派が主流でしたが、近頃、誰もが楽しめるアイテムとして人気上昇中なのが、草盆栽やミニ盆栽などの”ミニマム系”。
コンパクトで場所をとらないので、気軽なインテリアとして取り入れられることが人気の理由のようです。
たったひとつ置くだけで、部屋の表情が和みの空間に一変します。
まん丸な苔玉は、保水性の高い粘土状の土を苔で覆い、固定しています。
場所を選ばずどこにでも置けますし、器も選びません。
平らなものであれば、陶磁器、鉄板、ガラス、タイル、板など、自由に組み合わせることができます。
また和洋スタイルどちらでも楽しめるのも苔玉の魅力。
和室はもちろん、モダンな部屋、ポップな部屋に置いてもまったく違和感がありません。
このマルチさも草盆栽の人気のひとつです。

盆栽と違って手入れが超ラクチン

こまめに剪定しながら同じ姿を保たせて、不変の美しさを味わう「盆栽」に対し、草盆栽はあえて手を加えず、四季の変化を楽しめる気軽なアイテムです。
だから、お手入れも超カンタン。
一日一回の水やりと外気に触れさせるだけです。
水やりは、苔玉がスッポリ入る大きさの容器に苔玉を1~2分浸します。
ブクブクと気泡が出たら水分を吸収している証拠。
気泡が出なくなったら、取り出します。
ただし水の与え過ぎは蒸れの原因に。手で持ってみて土が軽いなと感じたら水やり時です。
また、一日一回、数時間の外気浴は欠かさないように。
草盆栽の植物は主に日本の野山に生えるもので、外気浴を必要としない観葉植物とは異なります。
ただし夏場は直射日光を避けて、明るめの日陰に置くことがポイント。
部屋に置く場所は選びませんが、あえていうなら風通しがよくて柔らかい光が当たる、レースのカーテン越しなどが理想的です。

リボーンベジタブル(再生野菜)に挑戦!

わざわざ園芸店に行かなくても、普段捨ててしまっている野菜の根っこやヘタの部分を育てて再利用。
手軽に始められることからステイホーム中の「癒やし」として人気を集めているリボーンベジタブル(再生野菜)をご存知ですか?
日々育つ緑の葉が目に入るだけで、キッチンに立つ時間が楽しくなりますよ。

根菜

芽が出てしまった根菜を使用!とっておきのグラスでぐんぐん育つ芽の美しさを楽しめます。
■植物
サツマイモ・タマネギ・ジャガイモなど

■栽培方法
①芽がでてしまった根菜に、つまようじや串を、中心より下に3ヶ所、水平に刺します。
②グラスの縁に引っ掛けて固定します。どんな大きさのグラスでも根菜が中に沈まず浮いた状態になり、きれいな根を伸ばしてくれます。
③濁ってきたら水を変えますが、ジャガイモは腐りやすいので毎日水替えをします。

香味野菜

香味野菜は、切り落とした根を使用すると新しい葉がぐんぐんと伸びてきます。料理に使えて一石二鳥!
■植物
ミント・クレソン・ミツバなど

■栽培方法
①根付きのまま売られている香味野菜は、切り落とした根の部分を、水を入れた瓶やグラスに挿します。
②ミツバなどの背の高い物は、背の高いグラスが安定します。新しい葉はまた料理に使えます。
③少し余った香味野菜は冷蔵庫にしまわずに瓶やグラスにさしておく方がフレッシュなまま緑を楽しめます。
●容器が小さい場合、夏場の水温の上がり過ぎに注意します。

野菜の捨てる部分

ニンジンやダイコンの頭の部分を使用!生ゴミとして捨てる前に、葉のグリーンを楽しみませんか。

■植物
ニンジン・ダイコン・カブなど

■栽培方法
①切り落としたニンジンやダイコンの頭の部分と、タンブラーやビールグラスなどの背の高いグラスを準備します。背の高いグラスに入れると水槽の中で植物が育っているようです。
②切り落とした頭を入れ、水を少量(頭が浸るくらい)入れます。
③頭の部分が大きいようなら、グラスに入る大きさに周りを切り落とします。

いかがだったでしょうか?
どの植物も、お手入れ簡単で気軽に始められます。
自分には向いてないと思っている方も、ぜひ一度挑戦してみてください!

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