くらしのコツ
台風・地震への備え
こんにちは、Good life magazineです。
みなさま災害対策はしていますか?
万が一のために、必ずやっておきたい災害対策。今回は、台風・地震への備えをご紹介します。
マンションの台風対策
台風が接近するまでに準備しておきたいことから、台風が去った後の対処の仕方までのポイントをご紹介します。
台風に備えて事前チェック
台風に備えることはたくさんありますが何からやればいいのか迷ってしまいます。
そんな時にこのチェックリストを使って事前にチェックしましょう。
◆ 最寄の避難所・避難経路を確認
◆ 車の水没対策を確認
◆ 水・食料2~3日分の確保
◆ 停電時に備えて懐中電灯やろうそく、ラジオを準備
◆ 予備電池・携帯充電器などを用意
◆ 防災グッズは手の届く、家族の分かる場所に置く
◆ 窓ガラスの近くに飛散しそうな物は無いか確認
◆ 窓のサッシの溝にゴミがたまっていないか確認
◆ ベランダの排水口がゴミや落ち葉などで隠れていないか確認
◆ ベランダの植木やつるし物等を室内に取り込む
◆ エレベーターの使用はなるべく避ける
◆ 時おりベランダの水位を確認
◆ 次の台風の情報を確認
台風がやってきたら
随時、ラジオやテレビなどの台風情報で状況を把握し、外が気になっても外出しないようにします。
台風が去ったあと
台風が去ったあとは、ベランダ、室内、建物周辺などの被害状況を確認します。
ベランダのパーテーションが破れていたり、電線の断線、看板の脱落、倒木や木の枝が折れかかっているときは、すみやかに専門の会社や賃貸物件にお住まいの方は管理会社に連絡してください。
「雨量」に目配りを。
「雨量」とは、降る雨が流れもせず、地中にしみ込みもせず、蒸発もしないでそこにたまっていく水の深さをミリメートルで表したもの。
台風がもたらす豪雨は、二次災害にもつながります。
雨の降り方にも注意を忘れずに。
■1時間あたりの雨量の目安
15mm:やや強い雨(雨が降っているとわかる程度)
15~20mm:強い雨(雨音で話し声が通じにくい。水たまりができる)
20~30mm:激しい雨(バケツをひっくり返したようなどしゃぶりの雨)
30~50mm:非常に激しい雨(滝のような激しい雨)
地震への備え
家具対策をすることで“逃げ道を確保する方法”を紹介します。
収納家具と天井の隙間をなくす
収納家具などが倒れるのは、家具の底辺の片方が持ち上がるためです。
従って家具と天井との間の隙間をなくせば、家具は天井に抑えられて持ち上がることができないのです。
天井と家具の間をぴったり埋める高さの収納ユニット家具を天井との間にきっちり押し込むようにはめ込むと倒れにくくなります。
市販の突っ張り棒タイプの場合は、この原理を応用していますが、弱い天井板だと突き刺さってしまう場合があるので、家具と同じくらいの大きさの板や合板を挟み、力を分散させるのが理想です。
冷蔵庫やテレビの転倒を防ぐ
冷蔵庫は、背面を壁から10センチほど離し、手前をストッパー式器具で1センチほど高くしておくだけで、転倒しにくくなります。
冷蔵庫の底には運送や、配置換えの便を考えてキャスターが付いていますが、地震の揺れで容易に大きく移動することがあるので、脚の部分のロックを必ずしておきましょう。
またテレビは粘着マットを下に敷いたり、対応可能な製品ではテレビと台をボルトで結合しておきましょう。
ガラスには飛散防止フィルムを
逃げ道を確保する場合、家具の転倒対策と同時に危険なガラスが飛び散らないようにすることも考えなければいけません。
扉や棚などがガラスの場合は、飛散防止フィルムを貼って物が倒れたり当たったりしても割れ落ちないようにします。
家具の配置を工夫する
寝室や避難経路付近に家具等をおかないことが大事ですが、難しい場合は図のように配置することで、安全を確保できます。
災害対策にやりすぎということはありません。
いつ災害が起こっても大丈夫なように、必ず災害対策はやっておきましょう。