“ちょっと”たのしくなる
くらしのコツ
#29

住まいを保つ工夫!

こんにちは、Good life magazineです。

美しく快適な住まいを保つためには、日頃からのこまめなお手入れがかかせません。
しかし、意外と意識されていないのが住まいの色あせの原因となる日焼けです。
今回は、日焼け防止対策とフローリングのお手入れ術を合わせてご紹介します。

日焼け防止対策の基本

日差し=紫外線を遮断すること!

レースのカーテンは必須!

いちばん手軽で効果的なのは、カーテンを二重にしてレースのカーテンを常に閉めておくことです。
レースのカーテンが紫外線を遮断してくれるため、日焼けを防いでくれます。
できればUVカット機能がある物を選びましょう。

窓辺を避けて家具を配置

窓辺は、紫外線によっていつの間にかソファが色あせたり、お気に入りの家具がダメージを受けたりします。
なるべく窓辺を避けて家具を配置。
家具と窓の間に観葉植物を置いたり、定期的にレイアウトを替えるのも良い方法です。

床はラグで紫外線を遮断

フローリングも変色が気になる場所です。
手軽に敷ける「ラグ」を活用しましょう。
夏は涼を演出できるシーグラスマットなど、季節に合わせた演出も!

部屋の外からの対策

バルコニーにすだれをかけたり、グリーンカーテンを利用すると、紫外線を遮断するだけでなく室内の温度の上昇を穏やかにしてくれる効果も期待できます。

フローリングのお手入れ術

フローリングのお手入れのコツをご紹介します。

基本的にフローリングに水拭きは厳禁

フローリングはほこりが舞い上がりやすくまめに掃除をすることがたいせつですが、水気を嫌うので乾拭きが基本。
濡れ雑巾でひんぱんに拭くと、ひびわれを生じることもあります。
普段のお手入れは掃除機やペーパーモップがいいでしょう。
汚れが目立つ場合にかぎり、住宅用洗剤を薄めた洗剤液で拭きとり、洗剤分が残らないよう水を固く絞った雑巾で仕上げ拭きをします。
そしてできれば美しいツヤを保つためにも、2~3ヵ月に1回はワックスがけをしたいもの。
丁寧にほこりを除いた床にフローリング用のワックスを薄く塗りのばし、晴れた日で20~30分、雨の日なら1時間ほど乾かします。
ワックスが完全に乾いたら、しっかりと乾拭きをするのがコツです。
賃貸でよく使われているクッションフロアの場合は、基本的にワックスがけ不要です。
※ワックスを使用する場合、ワックスにより傷みが生じる床材やワックス不要の床材もあるため、賃貸の場合は、必ず大家さんにご相談ください。

■ペーパーモップ
フローリングの強い味方。

■つや出し洗剤
つや出し効果のある床用洗剤も市販されている。日常のお手入れには効果的。

■化学雑巾
化学雑巾とは、油剤や界面活性剤、抗菌剤などが染み込まれており、水を使うことなく汚れを取り除くことができる雑巾です。
1~2週間に1回程度の使用で。
使用後は袋などに保管し、そのまま床に置かないように(フローリングの変色の原因に)。

■水性ワックス
最も扱いやすいのが水性ワックス。転倒防止のための滑り止め剤入りがおすすめ。

■樹脂ワックス
半年に1回の使用が目安だが、厚く塗りすぎると歩行時にワックス皮膜が割れることがあるので注意。

いつまでも美しく保つ秘訣

フローリングは光り(紫外線)や熱、乾燥に弱いので、直射日光が当たる場所や温風ヒーターの吹き出し口周辺では表面劣化が早くなるので注意が必要です。
床の上に直接電気カーペットを敷くのもいけません。
また重い家具などの重量が一点に集中するとその部分がへこんでしまうので、重みを分散させることが大切です。
床材の表面塗装にキズがつかないよう、キャスター付きの家具を置かないようにして、いすの足にゴムキャップやフェルトなどをつける工夫も必要です。
もし、クレヨンやマジックなどが表面に付着した場合は、早めにアルコールまたはシミ抜き用ベンジンでふき取ってください。
小さなキズの場合はクレヨンタイプのキズで目立たなくなります。

いかがだったでしょうか?
日焼けをするのは人間だけではありません。
気づいた時には手遅れに!
そんな事にならないように、事前にしっかり対策をしましょう!

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