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くらしのコツ
#27

もう苦しまない!住まいの花粉シャットアウト術

こんにちは、Good life magazineです。

スギ花粉が気になる季節がやってきました。
もうすでに鼻水やくしゃみに悩まされている方もいるかもしれません。
そこで今回は、『住まいの花粉シャットアウト術』のご紹介です。

花粉シャットアウト術

日常的に心がけたい、住まいの花粉シャットアウト術をご紹介いたします。

掃除機で一気に花粉清掃

花粉症対策には、掃除が欠かせません。
部屋の掃除機かけはもちろんですが、家具の隙間や照明器具、エアコン上にも花粉が積もるので、お忘れなく!
また、カーテンやソファのカバーなど布類にもきっちり掃除機をかけましょう。
ブラインドであれば、丁寧に拭き取ります。

花粉がつきやすい布を減らす

布素材は、花粉やホコリがつきやすいもの。
カーペットやラグ、ぬいぐるみ、クロス類やクッションなど、布を使った小物類は極力減らすことをおすすめします。
特に、毛足の長い布は花粉やほこりがたまりやすいので要注意。
また、カーテンは、掃除機をかけたり、定期的に洗濯してかけ直しましょう。

花粉を散らさないように水拭きを

花粉は、暖房器具の風や人が歩くことによって部屋に舞い上がります。暖房器具の風が当たる床や棚の上などは、欠かさず水拭きしましょう。
また、静電気は花粉を吸着しやすいので、テレビやパソコンのディスプレイ画面も細めに拭き取りをする必要があります。
舞い上がった花粉は部屋の隅に溜まります。重点的に清掃を。

フィルターをきれいにする

掃除機や空気清浄機、暖房器具のフィルターは要注意!
きれいに掃除を心がけましょう。また、換気口など外気の取り込み口にフィルターをつけておくと、花粉をカットできます。
専用フィルターがない場合は、不織布でカバーするだけでも効果があります。

洗濯ものや布団は干さずに乾燥機を使用

洗濯ものや布団は、外に干さずに乾燥機を使うのが理想的。
外に干す場合は、花粉の飛散が多い朝9時から午後3時は避けること。
外に干した後取り込む際には、はたくことを忘れずに。
できれば、専用ブラシなどを購入し、花粉をよく落としてから取り込みましょう。

空気清浄機の効率的な使い方

スギやヒノキ花粉、PM2.5などの対策に活躍するのが空気清浄機。
空気清浄機の効果的な使い方をご紹介します。

吸い込み・吹き出しの位置を確認

空気清浄機には、部屋の空気を集める吸い込み口ときれいにした空気を出す吹き出し口があります。

①下から吸い込み上方向へ吹き出すタイプ
②下から吸い込み3方向へ吹き出すタイプ
③側面から吸い込み反対側の側面から吹き出すタイプ
④背面から吸い込み上方向へ吹き出すタイプ

この吸い込み口や吹き出し口に空気の流れの障害となるモノを置かないことが鉄則です。まずは、お手持ちの空気清浄機を確認してみてください。

部屋の空気の流れを考え設置する

冬場にエアコンで暖房する場合、エアコンの向かい側に置くのが効果的。暖房は下方向に風が吹き出すので、空気清浄機を下に置くとお互いの風がぶつかって逆効果。

夏場のエアコンでの冷房は、天井に添って冷風を送るので、真下に置くと相乗効果で空気の循環がよくなります。
また、部屋の入口や中央に置くと、空気清浄機では処理できない床に落ちた花粉やホコリも人が通るたびに宙に舞い、吸い込みやすくなります。

清浄するモノで設置の高さを決める

空気を汚す物質は色々で重さも違います。空気中のホコリや花粉は部屋の低い位置へ溜まります。

①ホコリや花粉を清浄したい場合は、空気清浄機は床に近いところに置くのが効果的。 ②タバコの煙や臭いを清浄したい場合は、タバコの煙や臭いは上方へ漂う特性があるので、少し高めの位置に置きましょう。

空気清浄機の注意ポイント

・部屋の空気を効率よく循環させるために、吹き出し口は壁から30㎝以上離して設置します。 ・フィルターは使い続けるとホコリが付き吸気力が落ちてきます。2週間に1度は掃除機などでホコリを除去しましょう。 ・電波障害の原因となることがあるので、テレビやラジオ、エアコンから1m以内に置かないようにしましょう。 ・長時間同じ場所で使う場合は壁が汚れる事があるので、時々本体を移動させましょう。 ・空気清浄機があっても部屋を締め切ったままにせず、適度に窓を開けて換気をしましょう。

いかがだったでしょうか?
花粉症の方にはつらいこの季節。
日本人の約4人に1人が花粉症に悩まされていると言われています。
しっかりと対策をして乗り切りましょう!

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