“ちょっと”たのしくなる
くらしのコツ
#23

あたたかみのある小粋なインテリア

こんにちは、Good life magazineです。

木々や葉が色づきはじめるこの季節。
散策しながら材料を集め、楽しみながら小物を作ってはいかがでしょう?
クリスマスに向けて、手作りのリースに挑戦するのも素敵です。
今回は、『自然素材の手作りインテリア』のご紹介です。

リースのある家

リースは途切れることのない丸い形から「永遠」を意味するもので幸福の象徴です。

身近な素材を使ったリース作り

リースの土台となるリングは手芸店で購入することができますが、ベースはとにかく輪になるものなら何でもいいので、いろいろな素材にチャレンジしてみてください。
装飾用の材料は、ドライフラワーやスパイス、どんぐり、松ぼっくり、庭の葉や花など、できるだけ身近で手に入るものを。
種類が欲しい時には手芸店で揃えてもいいでしょう。
また、吸水性のあるスポンジベースを使えば生花を使った華やかなリースも可能。
吸水ベースを使わずそのまま自然にドライフラワーのリースにするのもおもしろいですよ。
大作に挑戦する前に、まずは小さなリースをいくつか作ってみることをオススメ。
玄関やトイレ、キッチンなどにミニリースを飾るだけで、とてもかわいく温かい雰囲気が演出できます。

リースの作り方

①リースの土台を用意
林で採取したツルをくるくる編んだり、わらや小枝をひもで数カ所しばったりする自然素材利用のほか、ワイヤーを巻いたり、段ボールを丸くカットしても。
②装飾材料の下準備
茎のない素材や補強が必要なものはワイヤリングをするなど、取りつける土台との相性を見ながら下準備をします。
③素材の取りつけ
土台に直接木工用ボンドで付けていくか、ワイヤリングされた素材をバランスよく結びつけていきます。吸水ベースの場合は茎を短くカットしてそのまま差していきます。
◎生花を使ったリースのコツ
そのままドライフラワーになるまで楽しみたい場合は、乾燥したときにすき間がきでないよう、材料の間をしっかり詰めておきましょう。

自然素材の手作りインテリア

葉っぱやどんぐりを使ったタペストリー、小枝を使ったハンガーなどナチュラルテイストの小物をあしらえば、あたたかみのある空間に変身します。

葉っぱのタペストリー

楽しく作って、素敵に飾ろう

【材料】
枝2~3本、シャクナゲの葉15枚、月桂樹の葉8枚、和紙、細い麻ひも17m、太い麻ひも40cm、ウンリュウヤナギ50cm4本、ドングリ10個、チャ8個、ワイヤー1本、ボンド

【作り方】
①陰干しした葉の裏に、ボンドを付け、和紙に貼り、あて布をして裏からアイロンで乾かします。 ②葉に沿って、和紙を切り、厚手の本にはさみ重しをのせて1日置きます。 ③乾いた葉に裏側から穴を開けます。 ④麻ひもで和紙と葉を縫い、トップにつなぎようの細い麻ひもをつけます。 ⑤葉っぱと葉っぱを2本の鎖編み15段でつなぎます。 ⑥葉をつないだひもの先に、穴を開けたドングリ、茶の実をつけます。 ⑦ぐるぐると枝に太いひもを巻き、両端を結びます。 ⑧フックを作り、葉を枝に吊るしたらできあがり。

枝で作るハンガー

枝の形をそのまま活かす

【材料】
枝(モジ、クワ、月桂樹など)、ワイヤー72cm4本

【作り方】
①枝の中央に2つ穴(7~8cmの間隔)を開けます。 ②ワイヤーを半分に折ってねじり形を作り、穴に挿します。 ③穴に挿したワイヤーをペンチで丸くしたら、できあがり。

葉脈のしおり

葉脈を活かす

【材料】
葉(椿、柊など葉脈が固いもの)、重曹

【作り方】
①水400mlを沸騰させ、弱火にしたら重曹を大さじ3杯いれます。 ②重曹を入れると勢いよく泡立ちます。泡立っているところに葉っぱを入れて弱火で30分煮ていきます。 ③30分後、取り出した葉を水洗いし、歯ブラシの先でやさしく葉肉を落とします。 ④葉脈がきれいに残ったものを新聞紙などの紙ではさみ、アイロンで押さえて乾かしたら完成です。

いかがだったでしょうか?
家庭の温もりをしみじみと感じはじめるこの季節。
手づくり小物で季節感を取り入れ、あたたかみのある空間づくりに取り組んでみましょう。

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