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#21

夏を乗り切る!エコな暑さ対策

こんにちは、Good life magazineです。

暑い日が続く中、きちんと熱中症対策は行っていますか?
夏は室内外問わず、熱中症への注意が必要です。
エアコンと合わせて出来る、環境にやさしいエコな方法も実践していきましょう。
昔ながらの方法やちょっとした工夫で、快適に過ごせる暑さ対策をご紹介します。
そこで今回は、『エコな暑さ対策』です。

エコな工夫

経済的でエコな工夫をご紹介。

カンタン暑さ対策

■扇風機で空気を循環させる
天井に向けて室内の熱気を拡散させると効果的です。
ただし、扇風機に長時間直接当たるのは避けましょう。

■通気性の良い薄着で過ごす。
通気性の良いものはもちろんですが、大きめサイズを着ると衣服と肌との密着が避けられ心地よく着られます。

■網戸にして風通しをよくする。
空気が動くと涼しく感じられるので、いかに室内の風の通り道を確保するかが重要。
騒音、防犯には要注意。

■保冷剤や冷たいタオルでひんやり。
保冷剤にタオルを巻き首回りにあてると、意外なほど汗が引きスーっとします。
わきの下、足の付け根にも効果あり。

■氷枕や冷却枕でぐっすり睡眠。
タオルを巻いた氷枕や冷却枕がおすすめです。

■窓際やベランダに簾を付ける。
西日などの直射日光を遮ることで、室内の温度上昇を防ぐのに効果的。
昔ながらの簾は意外に優れもの。

■こまめにシャワーを浴びる。
心身ともに不快感を解消するにはシャワーを浴びたり、冷たいタオルで身体を拭くなどリフレッシュしましょう。

昔の知恵を拝借しましょう

冷房器具が十分でなかった昔、打ち水をする人びとの姿を見かけました。
川や泉のそばが涼しいように、水の上を通る風は冷やされて涼しくなるもの。
打ち水という行為は、理にかなったものだったのです。
軒先やベランダで試してみるといいでしょう。

外出先から戻ると、すぐクーラーのスイッチへと走りがちですが、まずはお部屋の暑い空気を外へ出しましょう。
それには換気扇が役立ちます。
窓を開け、換気を行った後にクーラーを入れましょう。

家具の配置を見直しましょう

大きな家具が風通しを遮っていませんか?
背の高い家具や大きめのテーブルはお部屋の隅に置き、背の低い家具でまとめると、すっきりとした印象になります。

涼しく見せるインテリア

インテリアをちょっと工夫して”涼しさ”を演出してみませんか?
清涼感のある部屋で、暑い夏を快適に乗り切ってください。

色をかえてみる

涼しさや静さを感じる青や緑、紫といった寒色系、クールなイメージのモノトーンなど、視覚から涼を取り入れる色は、実際に体感温度を2~3度下げる(※)効果があるといわれています。
その涼しさを体感するには、寒色やモノトーンをカーテンやソファカバー、ベッドカバーなど、表面積が大きなファブリックに使うと有効です。
寒色系だけでは部屋が淋しいと感じるときは、クッションやテーブルクロスなど、小振りのアイテムに赤やオレンジのアクセント色を。
部屋が引き締まって見えます。
※参照:「色彩効用論~ガイアの色」より

フローリングや家具など茶系が多く使われている場合には青色との相性があまりよくないので、むしろ白やオフホワイトを取り入れる方が自然な涼感が演出できます。
柄も無地かストライプなど、できるだけ色を混ぜないことがポイント。
色柄の強いものには白い布をかけるなど、現在のインテリアから暖色を取り除く方法を工夫してみてください。

素材をかえてみる

直接肌に触れるシーツや枕カバーなどの寝具、ラグマットなどは、素材選びも重要です。
麻や綿などの通気性や吸水性に優れた素材は肌に清涼感を与え、い草、竹、藤など、昔から日本で愛用されてきた天然素材は、ひんやりとした肌触りで夏の暑さを軽減してくれます。
「透ける」素材もぜひ活用したいもの。
窓にレースカーテンだけをかけて涼しさを演出するのもひとつの手です。

涼を感じるインテリア小物

部屋の小物も夏バージョンに。
清涼感を演出するのにピッタリのアイテムは、何といってもガラス素材です。
ガラス製の花器に季節の花を一輪さしただけでも、部屋の清涼感がぐっとアップします。
また、ビー玉などのガラス製品をお気に入りの器に入れて、玄関やトイレ、窓際にさりげなく飾るのもオススメです。

音と香りも夏仕様

日本の夏といえば風鈴、その音色には、「1/f(エフ分の1)のゆらぎ(※)」があるとされていて、イライラや不快感を和らげるリラックス効果があるそうです。
ただ、風鈴の音を雑音だと感じる人もいますので、近隣に迷惑がかからないようにしましょう。
また、夏の不快感をすっきりさせてくれるアロマオイルも人気です。
ミントやレモングラス、ユーカリなど清涼感のある香りは気分を爽快にしてくれます。
※規則正しくはないが、ある法則性をもち、自然界に普遍的に見られる現象(小川のせせらぎ、うちよせる波、炎のゆらめき、鳥のさえずりなど)

いかがだったでしょうか?
まずは出来ることから、夏を快適に過ごすために工夫していきましょう。

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