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くらしのコツ
#17

気づいたら即実行!リペアのすすめ

こんにちは、Good life magazineです。

お部屋をきれいに使っているつもりでも、気がつくとキズやへこみがついていることがあります。 いつかやればいい、そう思っていませんか?
小さなものも、お客さまにはしっかりと見られていますよ。 キズが小さいうちにできるだけ早く補修するのが、キレイな住まいを長く保つコツです。
今回は、『素人でも出来るこまめなリペア術』のご紹介です。

リペア術

それぞれに適したリペア術をご紹介します。

フローリング

【フローリングのひっかきキズ】

浅いひっかきキズには筆ペンタイプの着色補修ペンが便利。
深い傷には粘土・パテタイプの木部用充填補修剤を使用。いずれも色合わせを忘れずに。最後にワックスがけをするといっそう目立たなくなります。

【フローリングのへこみキズ】

①ロウタイプの補修剤(かくれん棒フローリング用など)をライターやチャッカマンなどの火で溶かし、傷の上に垂らします。
②少し時間をおいてヘラで余分な部分を削り落とすと、これで小さな傷はほとんど目立たなくなります。
③深い傷や、傷の色が白っぽい場合は、床に近い色の専用マニキュア(住まいのマニキュアなど)で色をつけると目立たなくなります。

壁紙

【壁紙のキズ、めくれ、はがれ】

①はがれた壁紙の裏や壁に残っている接着剤などの汚れをきれいに拭き取ります。
②完全に乾いたら、めくれた壁の部分に接着剤を壁の隅まできちんと塗ります。
めくれた壁紙の裏が紙や布であれば木工用ボンドを、ビニールの場合は壁紙補修用ボンドなどを使います。
③接着剤や空気を追い出すように張り、はみ出した接着剤はぬれ雑巾で拭き取ればできあがりです。

カーペット・畳

【カーペットや畳の焼け焦げ】

■カーペット
焼けこげの部分をカッターで削り、カーペットの目立たない部分から削り取って集めた繊維を木工用ボンドで埋め込めばOKです。
■畳
小さな焼け焦げなら畳の目に沿ってサンドペーパー(240番)で軽くこすり、ささくれた部分に水で薄めた木工用ボンドを塗っておくと目立ちません。

【カーペットのへこみ】

①ウールカーペットの場合はスチームアイロンのスチームをあてると毛足はかなり元に戻ります。
合成繊維の場合は、薄めた柔軟仕上げ剤をへこみ部分にたっぷりつけます。
②約10分放置したら、ぬらしたタオルを二重にあて、1~2分アイロンを浮かせ気味に軽くあてていきす。
③最後に、ブラシで毛を立てるようにしながら毛並みを整え完成です。

網戸

【網戸の穴や破れ】

数ミリ程度の穴なら透明マニキュアや接着剤を塗って乾かすだけでOK。
少し大きな穴は同じ大きさの目の網をホームセンターなどで購入し、穴より少し大きく切ってテープで固定、回りを接着剤で留めるか、ピンセットなどを使って網目に巻き付けるようにして留めます。ホームセンターで売られている「網戸補修シート」を貼る方法も簡単でオススメです。

釘穴

【柱などの釘穴】

穴につまようじを差し、金槌などで軽く叩いて押し込みます。
飛び出した部分をカッターで削って取り除き、サンドペーパーでならしてから補修ペンなどで着色して目立たなくします。白い塗装であれば文房具の修正液でも十分ですが、クロスの場合はクロス補修剤を塗って穴を埋めます。

築年数の経った住まいでも、経年を感じさせずとてもきれいに住んでいらっしゃる方がおられます。 ポイントは気づいたら即実行!こまめなリペアで新鮮な住まいを保つことができるのです。
ひょっとするとお肌のお手入れと似ているのかもしれませんね!

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