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くらしのコツ
#7

大胆!!お部屋のイメージチェンジ

こんにちは、Good life magazineです。

家族のライフスタイルに変化があった時など、引っ越しを考える方も多いと思います。
しかし、単に新たな変化へ気持ちをリフレッシュさせたいといった場合は、ちょっとお待ちを。
今回は、賃貸マンションでもリフォームせずにできる少し大胆な『お部屋のイメージチェンジ術』をご紹介します。

リビングのイメージチェンジ

お部屋の中心であるリビング。
リビングのイメージチェンジを行うことで家全体の雰囲気を変えることができます。

欧州住宅のようなリビングに

今やほとんどのマンションで、リビングの床にはフローリングを採用しています。
機能性や耐久性、デザイン性にすぐれている上、木の温かみが感じられる住まいとして人気が高いようです。しかしその分、個性の面では物足りなさを感じることがあるかもしれません。
オリジナリティを発揮したいあなたのために、フロアの一部を大変身させて、まるで欧州住宅のような雰囲気に変えるテクニックをご紹介。
好みの床材をフローリングの上に敷くだけなので、賃貸マンションでも簡単に挑戦することができます。
毎日の暮らしがとても新鮮なものに変わるかもしれませんよ。

大理石の床から置き畳まで自由自在

フロアに敷く床材は、タイルカーペットやPタイル(ビニール床タイル)などでも結構ですが、思い切って大理石やテラコッタタイル(素焼きタイル)などに挑戦してみてはいかがでしょう。
和風のコーナーが欲しければ置き畳でもいいかもしれません。
フローリングを傷つけないよう、必ず滑り止めシートを下に敷きましょう。
そして、床材のずれ防止と段差解消のために見切りをつけるのがポイント。
床材の厚みに合わせた木材を、ホームセンターなどでスロープ状にカットしてもらい、それを下敷きやクリアファイルの端に両面テープで接着して床材の下に差し込めばできあがり。
見切りを塗装すればより美しく仕上がります。
※滑り止めシートは、材種によってはフロアが変質してしまう場合があるので要注意!購入の際に必ずお店の方にご確認ください。

大理石の床から置き畳まで自由自在

インテリアシール活用術

壁やドア、家具や家電に貼るだけで部屋をおしゃれにコーディネイトできるのがインテリアシールです。
インテリアシールは簡単に剥がせるので賃貸マンションで使っても大丈夫!
あっという間にいつもの部屋の印象が変わります。

広い壁をインテリアとして楽しもう

広い壁をインテリアとして楽しもう

大柄の花、食材、動物などのインテリアシールを壁紙やクロスに貼るだけで、驚くほどお部屋の印象が変わります。
何度も貼り直しができるうえ、壁やクロスを傷つけることなく使えるので不器用な人でも安心です。
大きなシールで大胆にアレンジしたり、小さめのシールでコーナーをつくるのも素敵です。

木製家具のワンポイントにおすすめ

木製家具のワンポイントにおすすめ

プラスチックフィルムタイプのシールは高級感があり、ドアやトイレやクローゼットに使えますが、特におすすめなのが木製家具。
シンプルな木目ベースの家具が、高級感あふれるデザイン家具に変身します。
シールとは思えないほどの仕上がりに。
初心者でも簡単に貼ることができます。

模様入り窓ガラスに大変身

模様入り窓ガラスに大変身

最近は、貼り直しできる窓用のシールも出ているので、これを使うとオシャレな模様入り窓に。
オシャレになるだけではなく、ちょっとした目隠しにも使えるので便利です。
飽きたらきれいにはがして元通りに。
跡が残らないので安心して使えます。

トイレや洗面台もワンランクアップ

トイレや洗面台もワンランクアップ

耐水性タイプのシールは、水回りに使えます。
特に、洗面台やお風呂、トイレに使うとワンポイントになりイメージがガラッと変わります。
また、食器洗浄機や電子レンジをはじめ、食器そのものにも貼れるのでいろんなアイデアで楽しめます。 ※オーブンには使えません

家具をペインティング

家具をペインティングでイメージチェンジ!
思い切って家具をリメイクしてみませんか。

大切なのは塗る前の準備

大切なのは塗る前の準備

美しい仕上がりのために大切なのは塗る前の準備。
まず手あかなどの汚れを住宅用洗剤を使ってよく拭き取り、紙やすりや下地剤で下地処理します。
塗らない部分はキチンとマスキング、取っ手など金具は取り外してから。
塗りにくいところから始め、よく乾かしながら2回3回にわけて塗るときれいに仕上がります。
スプレータイプの水性ペイントも色が豊富で、塗るものの素材を選ばないのでおすすめです。

●木製の家具 家具はつるつるした表面塗装が施されているものがほとんど。
まずは、紙やすりでそれを剥がすことが大切です。
塗装後、仕上げにニスを塗ってコーティングすると耐久性がアップします。

●カラーボックス 気軽にチャレンジできそうなカラーボックスは、リサイクル材などでできておりペンキをはじきやすいので、紙やすりで表面の加工をよく落とし、木部用の下地剤を塗ってから塗装します。
無塗装の木材を塗る際にも、木部用の下地剤を塗ってから。

●スチールの家具 スチールの場合は下の鉄部分がのぞかないよう目の細かい紙やすりで表面を整える程度にごく軽くこすります。
ペンキの密着性を高める専用の下地剤を塗ることで、水性ペンキでもきれいに仕上げられます。

模様だってつけられます

チールの場合は下の鉄部分がのぞかないよ

マスキングテープを使ったり、市販のスタンプを使って自分だけのオリジナル家具を簡単に作ることができます。 ペイントの基本をマスターしたら、次は模様にチャレンジ。
また最近は、ところどころ塗装が剥がれたようなアンティーク仕上げのペイントも人気。
塗りムラや濃淡のあるペイントも味わいがあるので、難しく考えずまずは小さなものからトライしてみてください。

●ストライプ(チェック柄)

●ストライプ(チェック柄) まず薄いほうの色を全体に2度塗りして完全に乾かし、好みのストライプ(またはチェック)柄になるようマスキングテープを貼ります。
濃いほうの色をその上から2度塗りし、それが完全に乾いて塗膜ができる前にテープを丁寧に剥がします。

●縁飾り

●縁飾り 市販のスタンプにアクリル絵の具を塗って、ぽんぽんと押していくだけで素敵な模様ができます。
自分で作ったスタンプを使ってもおもしろいかも。
絵の具はやや濃い目に作るのがポイントです。

●アンティーク風

●アンティーク風 ダークグレーなど、まず下からのぞかせる濃い色(暗め)をムラなく塗り、上から白を2度塗りします。
「完全に」乾かしてから目の粗い紙やすりで上の色をところどころ落とします。
強くこすらず、たたくような感じでやるとうまくいきます。

新たな変化に、お部屋もイメージチェンジ!
床敷きやペインティングは敷居が高いとお思いの方はインテリアシールから挑戦してみてはいかがでしょうか?
インテリアシールのようなお手軽イメージチェンジアイテムは他にもあります。
ぜひ一度探してみて下さい。

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