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#5

ここが重要(ポイント)!ご近所付き合い

こんにちは、Good life magazineです。

人と人との繋がりが希薄になりつつある世の中ですが、みなさまご近所付き合いはきちんとされていますか?
今回は、今一度ご近所付き合いのマナーを再確認しましょう。

集合住宅のお付き合いマナー

賃貸マンションなどの集合住宅で心地よく生活するためには、物件の住みやすさ以外にも住人同士がルールや暗黙の約束事を守り「苦情」の出ない環境であるかどうかが大切です。

1.顔をあわせたら、きちんとあいさつをしよう。

あいさつはご近所付き合いの基本中の基本です。
あいさつをして住人同士の顔を知っておけば、不審者に気づきやすいものです。
また、いざという時に助け合える関係はつくっておきたいものです。
引っ越し時はご挨拶に伺いましょう。
粗品などを持参すると、相手の印象に残りやすいです。

2.駐車してはいけないスペースに車を止めない。

駐車してはいけないスペースに車を止めない。

意外と気づかないのが訪ねてくる友人の車のマナーです。
友人が車で来る時などは、近くの駐車場を知らせるなどしてご近所さんに配慮しましょう。

3.子供の騒ぐ音やたてる音に注意しよう。

子供の騒ぐ音やたてる音に注意しよう。

子どもを持つ親御さんが注意しておきたいことは、子どもの騒ぐ音やたてる物音。
意外と下の階には響くものです。
入居時、ひと言断っておくなどの配慮を心がけると同じ騒音でも多少容認出来るかもしれません。

4.足音が響く階段や廊下は静かに歩こう。

迷惑をかけているという自覚がないのが階段を上ったり廊下を歩いたりする足音です。
マナーの専門家によると、朝は7時前、夜は9時、遅くとも10時以降は注意が必要だそうです。

5.自転車置き場の使い方を守ろう。

自転車置き場の使い方や放置、通行の邪魔になる場所に置かないでほしいなど、自転車による苦情はかなり多いものです。
自転車置き場が込み合っていて、自転車を壊されたなどの苦情もあるので、きちんとルールを守りましょう。

6.ごみは決められた曜日、時間に、きちんと分別して。

ごみは決められた曜日、時間に、きちんと分別して。

臭いや衛生面など、ごみは一緒に暮らしている住人や通りを行きかう人たちに不快な思いをさせます。
曜日や時間を守り、きちんと分別して次の人が出しやすいように奥から詰めるなど、出し方にも注意したいものです。

7.ペットの飼い方に関する規則を守ろう。

ペットの飼い方に関する規則を守ろう。

ペット可のマンションも増えている中で苦情が多いのが、鳴き声やエレベーターや階段などの共有スペースがおしっこなどで汚れていることです。
汚したら放置しないで、すぐに掃除をするなどのマナーを守りましょう。

8.ベランダで作業をする時は、マナーを守って。

ベランダは『共有部』という認識をしっかりと持ちましょう。
においが発生する行為は、ベランダでのトラブルにありがちです。
洗濯物に、においが付くなど嫌がられるので十分に気をつけましょう。
また、ガーデニングなどによる汚れもトラブルの元になります。
鉢やプランターの下にトレーなどを置いて、土などが溝に流れないように対策をするなど、ルールやマナーを守りましょう。

その他の注意点

・早朝や夜間は玄関の開け閉めを静かにしよう。 ・共有スペースで立ち話しをしたり、子どもを遊ばせたりする時はご近所さんに配慮して。 ・廊下や階段などの共有スペースに物を置かない。 ・引っ越しのあいさつをしよう。 ・テレビや楽器の音は控えめにしよう。

騒音トラブルに注意

集合住宅でトラブルの原因にもなりがちな音について自分でも出来る騒音・防音対策をいくつかご紹介します。

自分でも出来る騒音対策

古い集合住宅に住んだことのある方なら、上の階や隣の住宅から聞こえる生活音が気になった、というご経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
最近のマンションは機密性も高く、さまざまな防音対策が施されています。
しかし、残念ながら生活音をゼロにすることはできません。
また、音の感じ方には個人差が大きくトラブルになってしまう場合もあります。
普段から隣近所の方と互いに気づかいをするおつきあいが一番ですが、まずは自分たちで、できるだけ音を防ぐ、また同時に音を漏らさない工夫をする配慮も大切かもしれません。
音には空気を伝わってくる音と、壁や床などの構造物を伝わってくる音があり、前者は窓や壁の隙間をなくして機密性を高めることで、後者は音を吸収したりはね返したりする方法で防ぎます。

防音の3つの要素

防音には大きく分けて「遮音」「防音」「防振」の3つの要素があります。
窓やドアの隙間にゴムテープなどを貼って空気の流れをなくしたり、質量の大きな家具などで空間を遮ったりして音を遮断するのが「遮音」、カーテンやじゅうたんといった主に繊維質の素材に音のエネルギーを吸収させるのが「防音」、そして洗濯機やエアコンの室外機のようにモーターを用いる設備機器などをゴムなど弾性のある素材で支え、壁などの構造体に振動が伝わるのを防ぐのが「防振」です。
楽器を弾く、小さなお子さんがいる、仕事の都合で夜遅く洗濯をするなど、それぞれの家庭の生活スタイルにあわせた対策が必要ですが、どれかひとつというのではなく、組み合わせることで相乗効果が高まりますので、ぜひ住居全体の防音対策としてお考えになることをおススメします。

①窓やドアから風が感じられるような古いタイプのお部屋では音も漏れています。
音を遮断するゴム製などのテープ類も最近、DIYショップで品ぞろえされてきています。

②音漏れが気になる壁などには、重量や厚みのある家具を置く。壁全体を覆うような大きな家具の方が効果的。

③裏にゴムを張ったカーペットや毛足の長いじゅうたん、防音対策用のスポンジマットを敷くと階下への音を防ぐことができる。

④厚手の重い材質で目の詰まったカーテンが防音には効果的。
できるだけ大きめにして窓がすっかり隠れるように。

⑤エアコンの室外機や洗濯機など振動音が気になるものは、足の部分にゴム製のマットを敷くと階下に響きにくくなる。

⑥ソファカバーやクッションのような布製のファブリックをたくさん取り入れることで音を吸収させるのも効果がある。

いかがだったでしょうか?
『トラブルになる前に防ぐ』が何より重要です。
今一度、普段の生活を再確認してみましょう。

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