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くらしのコツ
#50

一味違うインテリアのススメ

こんにちは、Good life magazineです。

お部屋を今よりワンランクアップさせたい!
意外と活用できていないのがカベの使い方になります。
カベの使い方は、お部屋のセンスアップの重要なポイントになってきます。
そこで今回は、「一味違うインテリア」のご紹介です。

絵の配置を考える

カベ演出のツールとして オーソドックスな「絵」の飾り方のバランスについて考えます。

カベを生かしてセンスアップ

部屋全体を見渡したときに、なんとなくもの足りない感じがしたり、インテリアに締まりがないと感じたりすることがあります。
そんなときに工夫したいのがカベ使い。
絵画やポスター、イラストや写真、テキスタイル(編み物や織物の生地)などのアートフレームをセンス良く配置することで、コーディネートの完成度が驚くほどアップします。
選ぶ際にはアートや額装がインテリアのテイストにあうかどうか、部屋の広さや家具との「スケールバランス」がとれるかどうかに注意することが大切。
また、フレームを掛ける高さもセンスの良し悪しを左右します。
一般的にはフレームの中心(複数点なら全体の中心)を人の目線の高さ(160センチくらい)かやや下にすると落ち着いた雰囲気になります。

美しい配置の法則

人間の目は無意識にリズムを追っているといわれます。
同じ大きさ、テイストの絵を等間隔に配置するなど、”見た目に連続して感じられるようなデザイン処理”を人は美しく、また心地良く感じます。
窓の配置や家具のバランスが悪いなど、部屋の統一感に欠ける場合には、数枚の絵を上端、または下端を揃えて並べてみましょう。
インテリアが引き締まり、格段にセンスがあがります。
そのほか2点以上のアートを配置する場合には、中心線や上部・下部の線を揃えるなど、ラインを意識して配置するのが美しく見せるコツです。
複数点のアートをグルーピングする場合はくれぐれも周囲の家具や雑貨とのバランスを考え、雑然とならないようご注意ください。

壁紙徹底お手入れ

どれだけセンスのいい絵を飾っても、カベが汚れていたら台無しです。
壁紙のお手入れ方法をご紹介します。

お掃除の手順

①掃除機でホコリを除去
なんとなく薄汚れた部分に掃除機を当て、ホコリを吸い取ります。
目立つ汚れは、掃除機をかけるだけで7割がたきれいになるはずです。

②消しゴムを活用
それでも残った汚れに、次の秘策は「消しゴム」です。強くこするとやぶれるので注意してください。

③手の触れる所は念入りに掃除
壁面で手の触れやすいところは、すなわち建具の取っ手(ドアノブなど)の近くや、スイッチ周辺は汚れやすいもの。
家庭用中性洗剤と水を5:100ほどの割合で溶かした洗剤液を薄く塗布し、数分間おいてからきれいな雑巾で拭き取ります。

④洗剤液で広い壁全体を掃除
次に広い壁面全体を掃除します。
まず、③で示した洗剤液に雑巾を浸してかために絞り、その雑巾で壁面を軽く叩くように洗剤液を塗布します。
数分置いてから、きれいな雑巾をぬるま湯でよく絞り、同じく叩くように洗剤液を拭き取っていきます。
ゴシゴシ擦ると壁紙を痛めることになります。
また水分が壁紙の継ぎ目に入り込むとはがれる原因になるので注意してください。

⑤拭き取って仕上げ
最後に仕上げとして、水分が残っている部分を、乾いた布で拭き取ったら完成です。

【ポイント】
●必ず目立たない場所で、壁紙にシミ等ができないかどうか試してから、広範囲の掃除にあたること。
●水を使った掃除が可能なのはビニールクロスのみ。
●広い面を1度にやろうとしないこと・また雑巾が汚れたらその都度、きれいなものに替えること。

インテリアのスペシャリスト

インテリアにはスペシャリストが存在します。
一味違うお部屋を目指すにはプロの力を借りることも選択肢に。
まずは、インテリアに関するプロの種類や内容を知りましょう。

インテリアスタイリスト

【撮影用に家具や雑貨をコーディネート】
雑誌、CM、映画、テレビなどの撮影用に、家具や雑貨をコーディネートするのが、インテリアスタイリストの仕事です。
依頼者と打ち合わせ、家具店や雑貨店でリサーチし、実際に商品をインテリアショップからお借りしたり、時には自ら作ります。

インテリアコーディネーター

【マンション、個人住宅や店舗をプロデュース】
インテリアコーディネーターとは、社団法人インテリア産業協会認定の資格です。
例えば、新築分譲マンションの場合、エントランスホール、共有スペースなど全体のイメージづくりから、部屋の壁紙や床材など細々したものや、モデルルームの家具、小物選びまで多岐に渡ります。
個人住宅や店舗の場合は、家具、照明など全体のインテリアを提案します。
賃貸物件でプロに依頼する場合は、インテリアコーディネーターに依頼することになるでしょう。

照明コンサルタント

【店舗、住居、屋外の照明演出をデザイン】
空間の雰囲気を出す、料理をおいしく見せるなど、目的に応じて照明を選ぶことはインテリアにとっても大切なことです。
店舗、屋外にとどまらず住居の照明演出をするのに不可欠な照明の専門知識を生かして仕事をするのが照明コンサルタントです。

DIYアドバイザー

【用具の特性・安全性を指導し、作業をアドバイス】
住まいの改善を自分の手で行う人に対して、用具の特性、安全性を指導し、作業についてアドバイスを行うのがDIYアドバイザーです。

いかがだったでしょうか?
素敵なお部屋を演出するために、カベの活用は必要です。
さらにワンランク上のお部屋を目指したい方は、プロの方に頼んでみるのもひとつでしょう。
この機会にぜひチャレンジしてみてください。

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