部屋の四隅や、家具と家具の間など動線をさえぎらない場所に置きます。
部屋が狭い場合は、ヤシのように葉が横に広がるもの、1枚の葉が大きく成長するものは避け、剪定しやすい葉が小さなタイプを選びましょう。
自然光が入る室内に置くと、部屋のイメージが驚くほど変わります。
くらしのコツ
暮らしに緑(いろどり)を
こんにちは、Good life magazineです。
これ1つで生活が変わるとっておきのアイテム。
おしゃれなだけではなく、環境にも優しい植物。
まずは基本を押さえて爽やかなお部屋づくりに役立てましょう。
今回は、暗くなりがち空間に『緑のススメ』です。
爽やかグリーンインテリア
お部屋にひと鉢の観葉植物。
インテリアを演出する小道具
カベや天井の白を基調にカラーコーディネートされることが多いマンションでは観葉植物の緑はインテリアをセンスアップさせるマストアイテム。
種類や配置の仕方で個性も輝きます。
たくさん飾る場合はあちこちに置くと散漫に見えるので、1ヵ所にまとめると失敗がありません。
カーテン越しにやわらかい陽ざしの入る場所ならベスト。
下に板やレンガを敷いてメリハリをつければ、おしゃれなグリーンコーナーのできあがりです。
もちろん、鉢にはカバーをつけたり、いい鉢に植え替えたりのひと工夫を忘れずに。
空気浄化にも役立つ観葉植物
室内にグリーンを取り入れるメリットは、インテリア性だけではありません。
植物の緑が見る人に安らぎ感やうるおい感を与え、リラクゼーション効果をもたらしてくれることはもちろん、植物の蒸散作用が室内の湿度を調整し、夏の温度を下げるのにも一役かってくれます。
さらにサンスベリアやポトスなど空気を浄化する働きをもつ植物もあることが最近知られてきました。
お子さんの勉強机やパソコンの横などにも、小さなグリーンを飾ってみてはいかがでしょうか。
グリーンの活用法
グリーンのオシャレな飾り方
存在感のある観葉植物を床に置く

アクセントとして棚に飾る

観葉植物を床に置くスペースがない場合、棚に飾るのがおすすめです。
棚のスペースにぴったりの植物を選んでしまうと、すぐに窮屈な印象になってしまうので要注意です。
広がりやすいタイプの植物は棚の上段に置き、棚の中には、成長の遅いサボテンや多肉植物などを選びましょう。
夏には緑のカーテンを

窓や壁をアサガオやゴーヤ(ニガウリ)などツル性植物で覆うことで日差しをさえぎり、室内の温度上昇を和らげてくれる効果があります。
生きているカーテン「緑のカーテン」で涼しくて楽しい。
体にも地球にも優しい天然のエアコンを体感してみましょう。
自分にぴったり!グリーンの見つけ方
オススメ植物のご紹介。
グリーンに初挑戦の方には丈夫なポトスを
グリーンの初心者におすすめなのがポトスです。
乾燥に強く、根が丈夫なので手間がかからず、健康に育ちます。
春と秋は、直射日光に当て、夏は半日陰に。
冬は、ガラス越しの日光を当てるようにしましょう。
留守がちで水やりが心配な方にはゴムノキを
ゴムノキは、多少環境の悪さにも耐えられる丈夫な植物なので、2日3日水やりを忘れてしまっても丈夫に育ちます。
ただし、エアコンなどで空気が乾燥すると下を向いてしまうので、土が乾いてきたら水やりを忘れずに。
土いじりが苦手な方には水草がおすすめ
土いじりは苦手だけれど、グリーンを置きたい方におすすめなのが水草です。
透明な空き瓶やコップなどに水を張って浮かべるだけで、手軽にグリーンが楽しめます。
直射日光を避け、水が汚れたら半分程度を、新しい水に取りかえましょう。
キッチンには食べられる植物を!ハイドロカルチャーに挑戦
ハイドロカルチャーとは、水耕栽培のことで、植物を土ではなく水で育てます。
土の代わりとなる代表的なものは、ハイドロボールでとても清潔です(園芸用土には、多くの有機物が含まれているため、虫や腐敗臭が発生することがあります)。
ハイドロボールは、多孔質の構造で、水や空気をたくさん取り込むことができ、使用後は何度でも洗って使える優れものです。
サラダ菜のハイドロボール栽培法

2. ハイドロボールにサラダ菜の種を蒔きます。発芽するまでは、新聞紙をかけておきます。

3. 次第に大きくなっていくので、順次間引きながら収穫できます。
スプラウト(芽もの野菜)のペーパー栽培法

1. 容器に湿らせたキッチンペーパーを敷き、種を蒔きます。
種は、必ずスプラウト用を購入すること。

2. 発芽までは新聞紙をかけ、時々水をスプレーします。

3. 成長したら、順次収穫していきます。
コーンサラダのロックウール栽培法

1. 容器にハイドロカルチャー用のロックウールを入れ、培養液をしみ込ませ、種を蒔きます。
2. しばらくすると発芽し大きくなるので、1カ所1本ずつに間引きます。
3. 時々培養液を足します。大きくなったら、外葉から収穫していきます。
きっと、あなたにもぴったりな植物が見つかります。
ぜひ一度挑戦してみてください。
1. ボウルに培養液(ハイポニカ液肥)などを入れ、ハイドロボールを入れたザルをセットします。