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くらしのコツ
#44

DIY!金切りノコの基本

こんにちは、Good life magazineです。

DIYに大活躍の道具のひとつに、金切りノコがあります。
金属やプラスチック、レンガまで切ることができ、粗大ゴミの解体などにも大活躍します。
そこで今回は、『金切りノコの基本』です。
簡単にカッターで出来るDIYもご紹介します。

金切りノコの基本

まずは、金切りノコの基本を知りましょう!

金切りノコの種類

刃の種類

金切りノコで切れるもの

替刃のサイズは共通ですが、替刃は切断する材料に適した刃を選びましょう。

※種類によって異なります。

金切りノコの使い方

使い方のコツをご紹介します。(作業中は手袋を使用して下さい)

端材を使ってしっかり固定

比較的硬い物を切るのでしっかりと固定をすること。
コの字型(チャンネル)やL字型(アングル)などは端材で挟んだ上で、手で固定します。
円筒形のパイプなどは、端材で挟んでから、滑り止めシートを巻くことをおすすめします。
そして作業中は必ず軍手などの手袋を着用してください。

柔らかいものは引いて、硬いものは押す

樹脂、アルミなど比較的柔らかいものは引いて切ります。
鉄やステンレスなど硬いものは、体重をかけて押して切ります。
引き切りと押し切りでは刃の向きが逆になるので、必ず刃を付け直しましょう。

刃を立ててゆっくりまっすぐ切る

金切りノコを使うときは、刃を立てて、大きくゆっくりと動かしながら切るのがポイントになります。
その時、まっすぐ前後に動かすことも重要。
作業中に刃が折れないように、刃に負担のかからない切り方を心がけます。

ちょこっと簡単DIY

せっかくなのでバルサ材を使ったカッターでつくれる簡単なDIYをご紹介。
カッターナイフと木工用ボンドでつくるバルサ材なら工作感覚でとっても簡単!
※バルサ材とは世界一軽い木材として有名で、ノコギリよりカッターナイフでカットした方が、加工が容易な木材です。
ホームセンターや模型店などで販売しています。

切って貼ってあっという間!バルサ材でつくる飾り棚

まず、バルサ材に線を引きます。
16×8cmを2枚と、24×8cmを2枚つくります。
もう1セットつくり、2枚重ねにして厚みを出してもOK。

次に、カッターを使って何回か筋をつける感覚で切っていきます。
紙の様に簡単に切れます。

ボンドをやや少なめに均一にのばし、張り合わせていきます。

バルサ材は、水性ペンキやアクリル絵の具で色づけが簡単にできます。
茶の水性ペンキの後に白いペンキを筆につけてかすれ気味に上塗りするとアンティーク調に仕上がります。

ディスプレイボックスはタテヨコ並べ替え自由

4.5×14.5cm(a)を12枚、3.5×14cm(b)を4枚、3×14.5cm(c)を8枚用意します。

溝ができるように、(a)(b)をカッターの柄で角を面取りします。

まず(a)の側面を3枚ずつ張り合わせてから、四角く組み、(b)の4枚を張り合わせた底面を貼付けます。

箱型ができたら、一面に上下2枚ずつ(c)の板を貼付けて、コンテナの様な形に仕上げたら、できあがりです。

応用編

その他にも、ティッシュボックス、珈琲フィルターケース、スリッパラックやフラワーベースなど自由な発想でチャレンジしてはいかがですか?

いかがだったでしょうか?
場所を取らずに色々なもの使える金切りノコで出来ることはたくさんあります。
DIY初心者の方は、ご紹介したカッターを使った簡単なものからチャレンジしてみてはいかがでしょう?

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