3つに分かれた天板の両サイドが拡張板で、
脚に沿って垂れ下がるタイプ。拡張板を持ち上げて脚を回転させて支えます。
くらしのコツ
インテリアえらび、はじめの一歩
欲しい家具があるけれど、名称がわからなくて探し出せないなんてことがありませんか?
私はあります。インテリアが趣味な人たちの会話がはじまると、
自分に会話が回ってこないように笑顔を絶やしません。興味はあるのに・・・
そんな日々にさようなら。まずは、家具の名前から覚えましょう。
家具の呼び方
テーブルとデスクの呼び名をご紹介します。
エクステンションテーブル
天板のサイズを変えられる伸長式テーブルです。
- 1.ゲートレッグテーブル
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- 2.バタフライテーブル
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天板部分が折りたたみ可能なテーブル。
必要に応じて広げたりたたんだりして使います。
- 3.ドローリーフテーブル
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天板の下に備えられた予備の天板を引き出して広げます。
リフティングテーブル
- 4.リフティングテーブル
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高さを変えることができるテーブルです。
補助的なテーブル
さまざまな用途にあわせて使うテーブルです。
- 5.コンソールテーブル
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壁につけて置く小さな装飾テーブル。花瓶や銅像を飾る台として18世紀初頭に登場。
- 6.サイドテーブル
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ソファやチェアなどの横に置く補助テーブル。
- 7.トレーテーブル
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折りたたみ式の脚部にトレーをのせるテーブル。
- 8.ナイトテーブル
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サイドテーブルの一種で、ベッドヘッド側に置いて使います。
- 9.ネストテーブル
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同じデザインでサイズ違いのテーブルで入れ子のように収納でき、補助的に使います。
その他
- 10.ライティングビューロー
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書き机と戸棚(ビューロー)を組み合わせた家具。書き物をする時は天板を手前におろします。
- 11.ビストロテーブル
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円形の天板に1本脚がついた小さなテーブル。
- 12.片そで机
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天板の片側に引き出しがついた机。他にそで机、両そで机があります。
建築家が作る椅子
家具の中でも使う頻度が多い椅子。 実は、近代デザインのなかで「名作」といわれる椅子のほとんどが、建築家が設計したものなんです。 建築の延長として家具デザインを考える建築家の機能性やデザイン性を追究した椅子を紹介します。 お気に入りの椅子を探してみませんか?
バルセロナチェア
1929年バルセロナ万博のドイツ・パビリオンをミース・ファン・デル・ローエが設計した際、国王のためにデザインしたチェア。バルセロナチェアは、無駄のない曲線で組み合わされたフレームに、まるで浮いているようにクッションをのせた設計で、「美しさ」と「機能」を兼ね備えたモダンデザインの傑作として知られています。
バレルチェア
東京、帝国ホテルの設計者として有名なフランク・ロイド・ライトがデザインした椅子。
樽という意味のバレルチェアの魅力は、何と言っても柔らかなフォルムを際立たせる木の仕上げの美しさに尽きます。
熟練した職人の手による丹念な仕上げが、バレルチェアの美しさを生み出しています。
ヒルハウスチェア
ヨーロッパでその独創的なスタイルが高く評価されたマッキントッシュ。ヒルハウスチェアは建築家としての作品、住宅ヒルハウスを設計した際に寝室に置くためにデザインされました。
高くて細い格子の背もたれに、日本的な美しさも感じられ、和室・洋室どちらのインテリア空間でも、部屋全体を変える力を持っています。
エッグチェア
1902年にデンマークで生まれたヤコブセンは、デンマークのデザインを世界中に広めた北欧の代表的建築家。
コペンハーゲンのロイヤルホテルを設計した際、その一環として生まれたエッグチェアは、身体を包み込む緩やかなカーブが特徴。建築家として以上に椅子・家具デザイナーとしても評価されています。
LC2グランドコンフォート・LC4シェーズロング
今なお世界中の建築家と建築家を目指す人々に影響を与え続けるコルビジェ。
彼の最も有名な椅子が、LCシリーズ。定番中の定番、LC2グランドコンフォートは、金属パイプのフレームに革のクッションをはめ込む様式のソファ。
単純な構成で最大の快適さを求めたコルビジェらしい作品です。LC4シェーズロングはゆるやかな曲線によって、無理のない体勢で体をゆったりと休ませ、お部屋をオシャレな空間に演出します。
ほんの一部しか紹介出来ませんでしたが、まだまだ素敵な建築家設計の椅子がたくさんあります。
ぜひとも、調べてみてください。