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くらしのコツ
#41

水まわりのお掃除術

こんにちは、Good life magazineです。

ついつい後回しにしてしまい、気がつけばぬめりが発生…。
雑菌が繁殖しやすい水まわりは、念入りにお手入れしたいものです。
そこで今回は、『水まわりのお掃除術』のご紹介です。

らくらく掃除術

水まわりの汚れをらくらく撃退!

ガスレンジまわり

こまめにさっと拭き取ろう
ガスレンジを温めて汚れを緩ませれば、ティッシュペーパーなどで簡単に拭き取れます。
油汚れや吹きこぼれなどガンコな汚れは、レンジ用の洗剤で拭き取りましょう。
汚れを物理的に取り除けば細菌の温床にはなりません。

冷蔵庫

トレイやパッキンを清潔に
中の食品が少ない時にトレイを1段だけ取り出して、食器と一緒に洗う習慣をつけると掃除の手間が省けます。
また、汚れやパッキン部分はこまめに拭きましょう。
卵の殻に着いた細菌は付着して広がる恐れがあるのでパックに入れたまま置いておくのが安全です。

電子レンジ

汚れは使う度、拭く習慣を
電子レンジの中のこぼれた汁などは細菌の温床になり湿気によってはカビが生えることがあります。
温めた後は水蒸気がたまっているので、さっと拭いておくといいでしょう。
また、汚れを放置せずにその都度拭く習慣をつけましょう。

バスルーム

黒いカビピンク色の酵母に要注意
使用した後は、壁や床の水気を拭き取り、長い時間換気をしましょう。
カビやピンク色の酵母の繁殖を抑えるために週に一度は洗剤を使って洗い流しましょう。
黒いカビが発生したら、塩素系のカビ取り剤で。
カビの死骸の色が消えない時は塩素系の漂白剤を。

バスマット

カビだけでなく水虫の原因にも
油断するとすぐカビが生えます。
また水虫の原因である菌が付着し家族にうつる危険があります。
できれば毎日洗濯するのが理想ですが、無理な場合は天日干しを。
除菌を意識するなら洗濯の時に漂白剤を使うことをおすすめします。

洗濯機

フタはできるだけ開けておくこと
湿気などが原因で洗濯機の裏に黒いカビが発生する場合があります。
また、汚れた下着などを放置しておくと細菌が増殖するので要注意。
使用後はできるだけ洗濯機のフタをあけ、2~3ヶ月に1度は洗濯機洗浄用の洗剤で手入れするとカビの数が大幅に減ります。

水まわりのぬめり対策

「ぬめり」は黒カビ発生直前のシグナル!

ぬめりを防ぐ4か条

1.よごれはこまめに落として微生物の栄養源を断ちましょう。
2. 水分はキレイに拭き取りましょう。
3. 週に1度は除菌剤や漂白剤で掃除をしましょう。
4. ぬめりは風通しが悪いと発生しやすい。予防には窓を開けたり換気扇を回したり、換気も大切

流し台をチェック

1. こするか拭いて、まずは物理的に除去します。
2. 週に1度程度、台所用の中性洗剤で洗うのがお勧めです。
3. 微生物対策には、次亜塩素酸ナトリウムが入った塩素系漂白剤を使用するといいでしょう。また、熱湯消毒も効果的です。

浴室をチェック

1. 菌の細胞膜に浸透して細胞の構造を破壊し、菌の数を減らすカビ取り剤がお勧めです。
2. 排水口の奥など手が届かない場所は、酸素系漂白剤の発泡効果で汚れを浮き立たせて落とします。

浴室のカビ予防には…
風呂上がりにはシャワーで飛び散った石けんの泡などを落としておきましょう。
棚や蛇口等も忘れずにまんべんなく流しましょう。
その後、床を軽く拭き取るだけでも、予防効果大です。
また予防には換気が大切。窓を開けたり、換気扇を回したりしましょう。
最低でも2時間、翌朝まで回すのがベストです。

徹底!浴室掃除術

頑固な汚れをスッキリ落とせるプロのテクニックをご紹介します。

湯アカの汚れ

汚れを浮かしてから軽く擦る
浴槽に、湯アカがこびり付いている場合、浴室用洗剤を含ませたティッシュペーパーを貼付けるか、浴室用洗剤をスプレーしてから、台所用ラップを貼付けて湿布し、汚れが浮いてからスポンジなどで軽く擦るときれいになります(人造大理石や一部のポリ浴槽は、変色する場合があるので要注意)。
また、重曹をスポンジやストッキングにたっぷりとつけて擦る方法も効果的です。

白いカルシウムの汚れ

水滴を拭き取るのがポイント
浴槽の縁やタイルにつく白くモヤモヤした汚れは、水の中に溶けているカルシウムの成分が残った物。
入浴後、タオル等で水滴をきっちり拭き取ることで防げます。
軽い汚れの場合は、ストッキングにクリームクレンザーをつけて擦り、少し頑固な汚れの場合は、絞ったストッキングに入れた石けんつきスチールウールで擦ります。
その後、水できれいに洗い流して完成です。

カビの汚れ

塩素系漂白剤を薄めて使う
カビの原因は、高温多湿とホコリや汚れ。
カビを防ぐには、こまめな掃除と換気がポイントです。
タイル面は、毎入浴後にシャワーで石けんカスやアカを洗い流しておくと掃除が楽になります。
また、定期的に、ふきんや食器の殺菌消毒に使う塩素系漂白剤の使用済み溶液をタイルや床にまき、しばらくおいて水で流すのもおすすめです。
タイル一面に新聞紙を広げ、2~3倍に水で薄めた塩素系漂白剤をまき1時間後水で洗い流す方法もあります。
(必ずゴム手袋を着用し、換気に注意してください。)

いかがだったでしょうか?
ついつい後回しにしてしまう水まわりのお掃除。
「ジメジメ」対策で気分もすっきり!

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