“ちょっと”たのしくなる
くらしのコツ
#40

重要アイテム!ソファの選び方

こんにちは、Good life magazineです。

インテリアの中で特に重要なアイテム「ソファ」。
くつろぎのアイテムとして、デザインだけでなく、使い心地、サイズを考えて検討したいものです。
そこで今回は、『ソファの選び方』のご紹介です。

ソファを知ろう!

ソファの構造や素材、選び方など基礎知識をご紹介します。

ソファの構造と選び方のポイント

①フレーム
骨組みとなるフレームに、衝撃吸収材とクッション材が設置。
背が高いと安定感があると同時に大きく感じ、背が低いとどこに置いても圧迫感がなく、部屋を広く見せる効果があります。

●選ぶポイント
体を支える背の高さもですが、体全体が支えられているかが重要。
サポート面積が大きいほど体は楽なので、高さ、デザインを選ぶ時に、おしり、太ももの裏側、ふくらはぎが接しているか確認を。

②クッション材、充填剤
密度や硬さ、構造により、座り心地や耐久性が変わります。

●選ぶポイント
お店に断ってから、座る、横になる、ひじ掛けにもたれるなど、思いつく格好を試してみましょう。
2人掛けの場合は、座面幅は最低でも140センチ、奥行きは70センチのものがおすすめです。

③脚
木材やスチールなど脚が見えるものと隠れているものがあります。

④ひじ枠
木製やスチールなど様々な材質が使われますが、ひじ枠がない物も多くあります。

⑤上張り地
ソファの表面材。革張り、布張り、合成皮革が一般的。

●選ぶポイント
上質の革は、通気性、吸湿性がありますが、摩擦や水ぬれによる色落ちに注意。
色、柄、素材など選択肢の多い布は、洗えるものがベスト。
合成皮革は水拭きができ便利です。
また上張り地は部屋のイメージを左右します。
自分の生活スタイルに合わせて、機能やデザインを選びましょう。

⑥クッション材
主に、ウレタンフォームかフェザーが使われます。

●選ぶポイント
ソファに長時間座ることが多い方はウレタンフォーム。
短時間しか座らない方はフェザーを選びましょう。

⑦ひじ掛け
木枠でフラットなものはサイドテーブル代わりに。
ボリュームを抑えたいなら、厚みが薄いものやひじ掛けがないものを。

⑧座
スプリングやクッション材によって座り心地が変わります。

⑨衝撃吸収材
ソファの品質と寿命の決め手。
コイルスプリング、波形スプリング、ウエービングテープ、ウレタンフォームの4種類が代表的。

ここをチェック!

ライフスタイルや予算を考えて内部構造と上張り地を!

ソファの価格差は、内部構造と上張り地の違いです。
座り心地や耐久性、デザインにこだわり、コイルスプリング、密度の高いウレタンフォーム、革張りなどを組み合わせたソファは高価。
逆に衝撃吸収材と充槇材の両方がウレタンフォームで合成皮革や化繊布張りのソファは手頃な値段になります。
ゆったりとしたくつろぎを求めれば前者を。
小さなお子さんやペットがいる住まいには、後者の合成皮革や布張りのソファの方が重宝するなど、ライフスタイルに合わせて選びましょう。

座り心地のよいソファを見つける

一般に家具を配置するスペースは、部屋の広さの3割ほどまでが理想といわれますが、家具店で見る商品は実際よりも小さく見えるので買うときには必ず寸法を図って購入しましょう。

好みは千差万別

ソファの場合は、衝撃吸収のための構造やクッション材、張り地の種類等によって座り心地は様々です。
個人の好みがありますのでどれがいいと一概にはいえませんが、あまり柔らかすぎるものは疲れるので、長時間座って過ごす方にはおすすめできません。
選び方のポイントは、立った状態から、どしんと腰を落としてみて、フレームの手応えを感じるものや底に着く感じがあるものは、よい作りとはいえませんので注意が必要です。

気をつけたい注意点

シートはやや低めの方が落ち着きますが、奥行きが深くて低すぎると立ち上がりがつらくなるので、お年寄りがいる家庭などは気をつけて選びましょう。

いかがだったでしょうか?
意外とソファの内部構造を知らなかった方も多いのではないでしょうか?
あなたのライフスタイルに合わせた、ピッタリのソファを見つけてみましょう!

こちらの記事もおすすめです